2016/6/10 01:00:52

トイプードルがあんなものこんなもの食べちゃうんです!どうすれば防げるの?

    1.異嗜症!?食べてはいけないものを食べちゃう!

    最悪の場合、死に至る

     トイプードルといえば、個体差もありますが好奇心旺盛で元気いっぱいな子が多いです。あちこちくるくる動きまわる行動のうち、食べてはいけないものを口にしてしまったりする行動が時たま見られるでしょう。

    このなんでも物を口に入れてしまう行動は、いやしい訳ではないのです。私達人間のように手を使って物を確かめる事が出来ない為、口の中に物を入れてその物を調べようとしているので、犬の習性と言えるでしょう。

    よく食べてしまう物としてあげられるのは、石、おもちゃ、輪ゴム、薬、草花などといったものです。
    石、おもちゃなどといったものは消化されない為、腸閉塞という病気を起こしてしまいます。また、薬や草花などになると中毒起こしてしまい、最悪の場合死に至ります。

    photo by Yasuhiko Ito

    異嗜症を起こさない為に

     このように食べ物以外の物を口にして食べたり飲み込んだりしてしまう事を異嗜症といいます。
    この異嗜症を起こしてしまうトイプードルの特徴として、運動不足や外界からの刺激が少ないといった犬にとっての行動ニーズが満たされていない子に多いと言われております。
    なぜ行動ニーズが満たされないと物を口に入れてその物について調べようとするのか、まだメカニズムは解明されておりません。

    異嗜症を起こさない為には、普段からの運動やふれあいなどに気をつけ、行動ニーズを満たす事。また、手が届かないところに物を置くようにして対策をするといいでしょう。
    中毒を起こす草花や除草剤などといったもののところに行かせないよう、散歩中は常に気にかける事も大事です。

    2.あらかじめ予防しよう

    家の物はしつけやグッズで食べないようにする

      また、家にある食べてはいけない物にあらかじめしつけ用のスプレーをかけておく事で、食べてしまう事を防げます。通販やペットショップで専用のスプレーが売っていますのでそれを試してみるのも良いかもしれません。
    ですが、なんでもかんでもスプレーをふりかけるこの方法よりも、しつけをしておく事が一番と言えるでしょう。

    トイプードルが石、草花を口に入れてしまった瞬間「ダシテ」という命令で出させる方法です。教えておけば、飼い主さんの一言で口から物を出すので非常に有効的です。

    訓練の方法として、おもちゃをまずくわえさせ、「ダシテ」という声をかけます。すんなり出さないと思うので、次の瞬間おやつをちらつかせましょう。口から離れた瞬間、よく褒め、おやつを与えます。
    食べおわったところでまたおもちゃを与えます。そして上記の繰り返しです。

    要チェック!絶対に食べさせてはいけない草花

     トイプードルが食べてはいけない草花の中で、民家や道端でも生えている確率が高いとされる草花を以下の通りまとめました。

    これらは死に至る可能性もある非常に毒物性の高い草花ですので、ぜひチェックしておきましょう。

    道端に生えている草花を食べるのは、草を食べる事で栄養を補おうとしているという説もありますが、いずれにしろ道端に生えている植物を食べさせる意味などありません。

    ・アサガオ
    ・スズラン
    ・つつじ
    ・アジサイ
    ・イヌホオズキ
    ・フクジュソウ
    ・キョウチクトウ
    ・ユリ科植物全般(タマネギ、チューリップなど)

    飼い主さんが意識していれば避ける事が出来る事ですので、愛犬を守る為にも散歩中はスマホをいじり【ながら】歩くような事はないようにしましょう!

    3.そんなもの食べちゃダメ!

    食糞問題

     さて、次に頭を抱える問題としてあげられるのが食糞問題です。
    ネットや本などで見ていると、食糞をすることで栄養を補っている、または空腹のため食糞をするなど諸説がありますが、実は食糞のメカニズムそのものは異嗜症と同じようにはっきりとは解明されていないのです。

    犬本来の食糞する行動はごく自然な事となっていますが、それは食物を自由に得る事ができない厳しい自然環境の中だから言える事なので、一般家庭で飼われているトイプードルに限って食糞をして食を満たそうとしている事はないと言ってもいいでしょう。

    異嗜症と同じように、口の中に入れて物の情報を得ようとしている犬本来の習性でもあります。ですが、他にもいくつか理由があると言われているのです。
    仔犬の場合、単純に食べて調べようとしているのか、親犬の行動のマネをしているのか、どちらにせよ仔犬の食糞は成長していくにつれ自然と治っていくものです。

    食糞したからと言ってやたらむやみに叱らないようにしましょう。まずは、なぜ食べてしまうのかを考える必要があります。

    飼い主さんが気を付ければ大丈夫です

     成犬のトイプードルの食糞は、飼い主さんの行動で食糞するようにしつけてしまった可能性があります。
    誰しも、愛犬が食糞した現場に出くわしてしまったら驚いて声を出してしまうでしょう。
    そうしますと、大声をあげている飼い主さんを見て、喜んでいると勘違いしてしまい、また、大騒ぎする飼い主さんを見て構ってもらえていると思ってしまうのです。

    結果として、飼い主さんが無意識のうちに食糞するようにと「条件付け」してしつけてしまっている為、食糞行動がより一層悪化してしまいます。

    また、食糞をやめさせようとして叱る行為も逆効果です。排泄をした事で叱られていると勘違いしたトイプードルが、慌てて食糞をして排泄をした証拠をなくそうとしてしまいます。まさに悪循環です。

    共通として言える事は、飼い主さんは現場に出くわしたら、冷静に対処する事、静かに声を出さずに片付けるようにしましょう。

    これ、気にいりました

     また、トイプードルが食糞する理由としてもう一つ、一度二度とウンチを食べてしまったことをきっかけに、味に対する嗜好が定着してしまったのではないかとも言われます。

    これは、他犬のウンチでもなんでも食べたがる様子が見られたらこれを疑ってもいいかもしれません。
    愛犬の好きな物がウンチ、なんて言えないですよね。そういった事が起きない為にも、癖になる前に対策はしっかりとりましょう。

    単純だけどこれが一番。対策方法

     対策方法は、排泄をしたらすぐにペットシーツのところに向かい、速やかに取る事です!単純かもしれませんが、これが一番の方法です。
    食べられる前にとる。そして片付ける際はトイプードルの注意を引くと良いでしょう。排泄をした直後にスワレ、マテなどの指示を出し、褒めておやつを与えましょう。意識が飼い主さん、おやつに集中している為、自然と頭の中でウンチなんかよりいいものがある!と覚えてくれるはずです。

    まだそれほど癖になっていない子ならば、すぐに食糞の癖は治るでしょう。

    また、一番は異嗜症と同じように行動ニーズを満たす事です。常日頃触れ合い、運動をして刺激を与え、ウンチよりも食べててうれしくて楽しいもの、例えば骨ガムなどを与える事でも充分予防になるのです。

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