2017/2/14 18:24:33

知ってそうで知らなかった!?人気犬種トイプードルってどんな犬?

    1.トイプードルってなに?

    可愛い見た目と巻き毛が特徴的な小型犬

    プードル

     クルクルっとした被毛が特徴的な“トイ・プードル”、日本での飼育頭数がトップ3に入るほど人気の高い犬種になります!小さな体でとても賢く飼いやすく、見た目も可愛い事から人気が高いのも頷ける犬種です。
     
    また、クルクルとした巻き毛はシングルコートの被毛で、毛がとっても抜けにくいのです。ワンちゃんの毛が抜けないのはお家の中のお掃除が楽にななる上に、犬の毛にアレルギーがある人でも飼いやすい犬種なのです!そんな愛されるプードルが作られた理由や、もっと大きなプードルがいる事を皆さんはご存知でしょうか?
     
    今回はこのトイプーの性格から歴史や原産国、カラーやサイズなどプードルに関して幅広い情報をお届けいたします。今現在プードルを飼っている方でも意外と知らなかった知識や、トイプードルをこれから飼いたいなと思っている方にも知っておいて損はない一般的な知識まで多くの情報がギュッと詰まっていますのでぜひご覧ください!

    2.プードルのサイズの種類

    プードルはトイプードルだけじゃなかった!

     皆さんがよく知っているトイプードルには4種類ものサイズが認められていたのをご存知でしょうか?

    ◎スタンダード・プードル
    ◎ミディアム・プードル
    ◎ミニチュア・プードル
    トイ・プードル

    この4つの大きさに分類され、トイプードルはプードルの中でも一番小さな大きさになります。そして、この大きさの分け方は国よって少し異なるのです。

    ●国際畜犬連盟って?

    国旗

     サイズの詳しい説明に入る前に“国際畜犬連盟(FIC)”について簡単にご説明します。
    国際畜犬連盟とは、各国にあるケネルクラブ(畜犬)団体をまとめている機関になります。「最も優れた種を残して行く事」、MIX犬が増えてきているなかで「元から存在する種(純粋種)を守るため」、「情報交換」などの目的で設立されました。
     
    そして、加盟国は“加盟国ごとでの犬種の定義”を定めています。そのため、同じ犬種であっても少し違った規定でいたり、犬種として確立されている種がいなかったりするのです。国際畜犬連盟は、この犬種の定義を4ヵ国語で発行をしているので、興味のある方は調べてみるのもいいですね!
     
     日本も国際畜犬連盟加盟国の1つであり“ジャパンケネルクラブ(JKC)”という名前で活動を行っています。主な活動としては、犬種ごとの品評会やコンテストを行い、その犬が最も規定に近いか、完璧かを競います。また、一度は聞いたことのある“血統書・血統証明書”もこのJKCから発行されています。

    ジャパンケネルクラブ(JKC)が定めたプードルサイズ

    体高:○○㎝

    スタンダード・プードル
    45cm~60cm。+2cmまで許容される。スタンダード・プードルはミディアム・プードルをそのまま拡大・伸展したものとし、ミディアム・プードルと同一の特徴を有していなければならない。
     
    ミディアム・プードル
    35㎝~45㎝
     
    ミニチュア・プードル
    28cm~35cm。このサイズのプードルはミディアム・プードルを縮小した外貌と類似し、比率は可能な限りミディアム・プードルの比率を維持し、ドワーフィズム(矮小発育症)のいかなる兆候も呈してはならない。
     
    トイ・プードル
    24cm~28cm(理想は25cm)。-1cmまで許容される。トイ・プードルはミニチュア・プードルの外貌と類似し、全体的な比率も同一であり、ミニチュア・プードルのスタンダードのすべての必須要件に適合するものとする。ドワーフィズム(矮小発育症)が見られるものは全て失格となるが、オクシパットの隆起に限ってはそれほど目立たなくてもよい。

    出典:一般社団法人ジャパンケネルクラブ

    ※体高とは、地面から肩までの高さになります。

    タイニープードル、ティーカッププードルはどこに?

    プードル

     近年色々なところで話題となっている“タイニープードル”“ティーカッププードル”はご存知でしょうか?トイプードルよりも小さいサイズの<小さなTiny>プードルに、ティーカップにすっぽりと入ってしまうような更に小さいティーカッププードルです。その小ささから人気が高く、ペットショップでもタイニープードルやティーカッププードルと表記されて販売をされている事があります。
     
    実はタイニープードルやティーカッププードルは“JKCでは認められていないサイズ”になります。どれだけ小さいプードルが生まれたとしても、その子は血統書上“トイプードル”になるのです。
     
    また、無理に小さく作られたプードルの子犬はとても弱弱しく、細やかな管理が必要となります。プードルを飼う際には“しっかりとしたブリーダーから購入”する事を強くオススメします!また、血統書はその子の家系図や親の功績などが表記されたものです。一般家庭で飼育する家庭犬ではさほど気にする部分ではありませんので、血統書ばかり気にしすぎず家族として迎える子をじっくり考えて選んであげて下さい。

    3.プードルのカラーバリエーション

    どのカラーも可愛く個性的☆

    プードル
    photo by John Leslie

    プードルの魅力の1つでもある可愛い毛色の種類!トイプードルを迎える際にも悩む要因では無いでしょうか?プードルの毛色は、『ホワイト、ブラック、レッド、アプリコット、ブルー、ブラウン、グレー、シルバー、クリーム』などがあげられます。その中でも“レッド・アプリコット・ホワイト・ブラック”はよく見かける毛色ですよね!
     
    JKCの規定では一色である事が好ましいとされています。しかし、“ミスカラー”といって、体の一部に体の色とは違う色(主に白色)が出てしまう子が稀にいます。このミスカラーのプードルは、品評会やコンテストでも失格扱いとなってしまうのです。ミスカラーに関しましては、健康上何も問題が無い事がわかっています。しかし、“ミスカラーの子を親に繁殖を行うのは好ましくない”と言われています。
     
    ミスカラーは失格とされる毛色ですが、今現在ではワンポイントの模様が可愛いと人気になっているようです。むしろ希少価値が上がり、子犬自体の値段も高めに設定されている場合もあるみたいです。

    毛色が段々変わっていく?

    プードル
    photo by Andy Walker

     レッドやアプリコット、クリームなどの毛色は子犬の頃と成犬の頃との毛色が激しく変わる子が多いです。毛色がレッドの子犬を迎え入れた際も成長と共に体の色が退色していき、成犬にはクリームやアプリコットの様な毛色になる場合もあります。そのため、血統書のカラーと実際のカラーがちょっと違う場合もあるのです。ホワイトの子も、子犬のうちは耳先がクリームで大きくなると共に綺麗なホワイトになる子もいます!
     
    アメリカでは、パピヨンなどに多くみられる“パーティーカラー(2色はっきりした毛色がある)”のプードルが人気になりました。ソリッドカラー(単色)が基準であるプードルにとってはビックリの毛色ですよね!
     
    珍しい毛色であるパーティーカラーもミスカラーになりますので、ドッグショーではもちろん失格となってしまいます。しかし、その人気の高さから高価な値段で販売をされている事が多いのです。そして、パーティーカラーも繁殖では用いるべきではないカラーとされているようです。

    4.プードルの原産国

    愛らしい見た目から反する歴史的な犬種

    フランス

     プードルはその可愛らしい見た目から想像が出来ない程古くから存在する犬種なのです。実はプードルのはっきりとした原産国はわかっていません。しかし、ドイツで作出されたプードルがフランスに渡りフランスにて現在のプードルの姿になったと言われています。そして、フランスの貴族達に気に入られ、人気が急上昇したので多くの資料や情報には
    “原産国=フランス”となっている事が多いです。
     
    しかしドイツでも、15世紀末期から16世紀初頭(西暦1500年頃)にプードルのような犬種の版画が見つかっております。この頃から家庭犬として人間と共に生活をしてたのだと考えられ、原産国がドイツだと表記している資料も多く存在します。ちなみに、フランス宮廷ではルイ14世~16世の時代に高い人気が出たと言われています。
     
    ドイツやフランスが原産国と言われている事が多いですが、一部では中央アジアにて元となった犬種がおり、そこからヨーロッパに流れて行ったのではないかという説もあります。流れ着いたプードルがヨーロッパで様々な犬との交配が行われ今現在のプードルが作られたという確実な証拠はありませんが、歴史の長い犬種だと言う事はわかりますね!

    プードルという名前の意味

    レトリバー

     犬種の名前には全て意味があってつけられている場合が多いです。例えば、温厚な性格と賢さを兼ね備えたゴールデン・レトリバーは、美しい金色の被毛<ゴールデンGolden>猟師が撃ち落とした獲物を回収してくる<レトリーブretrieve(Retriever)>の意味を合わせてゴールデン・レトリバーと呼ばれています。
     
    そして日本やアメリカで呼ばれている<プードル(POODLE)>にも同じように意味があり呼ばれている名前になります。プードルはドイツ語ではPUDEL‐プデル‐と呼ばれています。<プデル(PUDEL)>の意味は“水がはねる、泳ぎが上手い”という意味になります。これは、泳ぎが得意で元狩猟犬だった頃に由来をしております。そして、PUDEL‐プデル‐からPOODLE‐プードル‐と呼ばれるようになりました。
     
    また、フランス語やスペイン語ではプードルは<カニッシュCANICHE>と呼ばれています。こちらも、昔狩猟犬だった頃にちなんで“鴨を捕る犬”という意味があるようです!

    各国プードルの呼び方

    プードル

    〇日本語 プードル
    ●English(英語) POODLE
    〇Français(フランス語) CANICHE
    ●Deutsch(ドイツ語) PUDEL
    〇Español(スペイン語) CANICHE
    ●中文(中国語) 贵宾犬
    〇 Italiano(イタリア語) BARBONCINO

     
     

    5.まさかの事実!プードルは狩猟犬出身

    こんな見た目で狩りなんて出来るの?

    プードル

     先ほども少し話に出ていたように、実はプードルは狩猟犬として作られた犬種だったのです!可愛らしい見た目から想像も出来ませんよね。鴨猟のお手伝いを行っていたプードルですが、獲物を見つけたり追い詰めたりするお仕事ではなく、水辺にて撃ち落とされた鴨を水に入って回収してくるお仕事をしていました。
     
    そのため、“プードルは泳ぐのがとても得意”であり、その被毛は“水をはじく”ように出来ています。また、伝統的なポンポンが目立つ『コンチネンタル・クリップ』は、この鴨猟を行うために考えられたカットスタイルを試行錯誤し、美しさに観点を置いて生まれたクリップになります。
     
    狩猟犬としての役割を行っていたのは体の大きいスタンダードプードルであり、トイプードルは愛玩用として小さく作られたプードルなので鴨猟は行っていませんでした。しかし、スタンダードプードルを小さくした犬種になりますので、トイプードルも狩猟犬としての血をしっかりと受け継いでいます!
     
     現在から500年以上前にドイツからフランスにプードルが渡った頃、その頃からミニチュアプードルやトイプードルのサイズのプードルが存在していたと言われています。体が小さなプードルたちは、芸達者な事から“サーカスで活躍したりトリュフ探し”のお手伝いなどを行っていました。狩猟犬では無くても小型犬ならではの特性を活かして人々に貢献していました!

    プードルの犬種グループ

     犬は古くから人間と共存しており、その中で人間もより良い扱いやすい種を作り出すために多くの犬種を作ってきました。家畜を野犬やオオカミから守る目的に作られた犬や、ウサギなどの小型動物を狩るために作られた犬、可愛がるためだけに作られた犬など様々です。そして、その犬種たちを管理している国際畜犬連盟(FCI)は10ものグループ分けをしました。
     
    その中でもプードルは可愛がられるために作られた“コンパニオン・ドッグ&トイ・ドッグ”と呼ばれる愛玩犬のグループに所属しています。しかし、鴨猟を行っていたスタンダードプードルは “レトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウォーター・ドッグ” のグループに載っている図鑑もあります。

    鳥猟犬‐ガンドッグ‐について

    プードル

     国際畜犬連盟(FCI)Group8に入る『Retrievers – Flushing Dogs – Water Dogs』カタカナにすると“レトリーバー、フラッシング・ドッグ、ウォーター・ドッグ”について説明をします。別名“鳥猟犬‐ガンドッグ‐”とも呼ばれるグループに含まれる犬種たちは、狩猟者達と共に出かけ狩りのサポートを行っていました。鳥猟犬にはいくつかの仕事分担があり、その仕事に適した犬種が狩りを行っていました。
     
    ◎スパニエル・・・狙い通りの位置まで獲物を追い立て、鳥をおどかし飛ばせる。茂みに入っていく為、小柄であり、体が葉っぱで傷つかないように柔らかな毛並みで覆われている。ほとんどのスパニエルが耳垂れなのは発砲した銃の音から守るためとも言われています。そして撃ち落とされた獲物の回収も行っていました。
    (犬種例)アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルなど
     
    ◎ポインター/セター・・・ポインターとセターは、獲物を見つけたら声を出さずに体で獲物の位置を教える役目をしていました。ポインター種がおこなう前片足を上げて尻尾も体も一直線にしたポインティングポーズは「獲物がそこにいるよ!」アピールなのです。セターはフセをして獲物の位置をハンターに知らせていました。
    (犬種例)アイリッシュ・セター、ジャーマン・ポインターなど
     
    ◎レトリーバー・・・レトリーバーは、泳ぎの上手さを活かし水辺に住む獲物の回収を行っていました。レトリーバー種は、獲物を傷つけず回収する役目があるため優しくそっと物を噛む“ソフトマウス”が得意です。
    (犬種例)ラブラドール・レトリバー、フラットコーデット・レトリバー、スタンダード・プードルなど

    6.トイプードルの性格

    昔からいる犬種だからこその安定感

    プードル
    photo by Koji Ishii

     昔から人間と共に生きてきたトイ・プードルは、人との生活に順応しやすく家庭犬に向いている犬種とされています。また、狩猟犬を行っていた背景から“人の命令を聞くのが好き、人が喜ぶ事をするのが好き”な性格のプードルが多いのです。そして、その分“活発で運動が大好き”になりますので、小型犬の中では運動量を必要とする犬種になります。狩猟犬時代には獲物を回収する仕事をしていたので、“攻撃性はかなり低い”犬種になります。技や芸の習得が早く“頭が良く、物覚えが良い”事からしつけも入りやすく、初めてワンちゃんを飼う飼い主さんにも勧められる犬種になるのです!
     
    完璧そうに見えるトイプードルですが、少し“警戒心が強い”ところがあります。突然の来客やインターホンの音に過剰に吠えてしまう傾向がありますので、吠え癖がつくまえにしつけを行う事が大事です。

    カラーによる性格の違い?

     プードルには様々な被毛カラーが存在しますが、カラーによって性格が多少違ってくると言われているのです。
     

    ホワイト・・・『警戒心が強く、飼い主に従順、しつけがしやすい、落ち着いている性格』
    レッド、アプリコット・・・『活発で天真爛漫、少しわがまま、しつけがしにくい』
    ブラック・・・『ホワイト同様飼い主に従順で安定した性格、他犬とも仲良くなれる性格』
    シルバー・・・『協調性が無くしつけに根気が必要、甘えんぼうで飼い主にべったり』
    ブラウン・・・『マイペース、しつけには根気が必要』
     
    毛色によって性格が変わってくるなんてビックリですよね!ホワイトやブラックが安定した性格な理由としては、昔からいる毛色だからと言われています。そして、レッドやアプリコット、ブラウン、シルバーなどはホワイトやブラックに比べてまだ歴史が浅く、新しい毛色のため少し飼いにくい性格が多いみたいです。
     
    犬の性格は子犬の社会化期の頃で経験した思い出や、周りとの触れ合いで大きく変わってきます。社会化期にしっかりとした馴致を行い、なるべく豊かな性格になるように飼い主さんが頑張りましょう!しかし、人間と同じように性格は生まれ持ったものも大きく関係するので、無理しない程度に努力していきましょうね。

    トイプードルを多頭飼いしたい!

    プードル

     魅力がたっぷり詰まったトイプードル、二匹目、三匹目と多くのプードルを飼いたいと思う飼い主さんも少なくありません。しかし、トイプードルは多頭飼いに向いているんでしょうか?
     
    トイ・プードルの性格は、基本的に活発で社交的な子が多いです。そのため、“多頭飼いには向いております”が、トイプードルは少し神経質な面も持ち合わせているので注意が必要です。先住犬の性格が少しわがままで甘えん坊な性格だった場合、子犬を構いすぎたり無理に近付けたりするのは止めましょう。今まで先住犬が1番だった事を子犬が1番になってしまうと犬同士の主従関係も崩れてしまいます。なにより、やきもちを焼き、ストレスからくる問題行動や病気にも発展しかねません。
     
    全てにおいて先住犬を優先してあげましょう!プードルは攻撃性がほぼ無く、寛大な性格なのでゆっくりと時間をかけて生活を続けてあげれば、うまく距離を縮めて行けるかもしれません。ただ、トイプードルは他の犬種と比べてお金がかかる犬種になります。単純に今までその子にかかっていた費用が2倍になること、お世話も2倍、お薬も予防接種もお散歩も一頭飼いより断然に苦労が増えます。もし、相性がどうしても合わなかった場合の対処法も考えとかなければいけません。多頭飼いはとっても楽しい事ですが、覚悟を持ってお迎えをしないとですね!
     
    ●他犬種との場合
     トイプードル同士の多頭飼いであれば上手くいく事が多いですが、他犬種の場合はより慎重になる必要があります。気の強い、攻撃性の高い犬種が先住犬として生活をしていた場合、トイプードルを迎えるのはあまり得策ではありません。一般的に攻撃的と言われる土佐犬やテリア種には、小さくてチョコチョコ動くトイプードルは獲物の様に思ってしまったり、ふとした時に攻撃的になったりしてしまう場合があります。自分より力の強い犬に嚙まれればプードルもひとたまりではありません。悲しい事故を起こさないためにも多頭飼いは慎重になりましょう。家庭犬として飼いやすい愛玩犬同士であればうまくいく事が多いですが、お互いの飼い主さんの取り合い、やきもちには注意です!

    7.トイプードルに関しての豆知識

    プードルは断尾をする

    犬

     皆さん販売されているトイプードルは断尾をされている姿が多いというのをご存知でしょうか?断尾とは何なのか、言葉の通り“尻尾を短く切ってしまう事です。”それではなぜ大事な尻尾を切ってしまうのか、それにはこんな理由がありました。
    『病気やケガを予防するため』 
    『見た目の美しさ、美容目的のため』
     
    昔、犬は猟犬や牧羊犬という形で様々な場所に入り込みお仕事をしていました。仕事中には、狭い場所に潜り込んだり、高い茂みに入っていったりするので長い尻尾が傷つく事がありました。傷ついた尻尾は化膿したり、感染症にかかる可能性が高かった為断尾をされた歴史があります。牧羊犬の場合には、牛や大型の家畜に長い尻尾を踏まれないように断尾をされた背景があります。
     
    美容目的で断尾されている犬種も、その言葉通り見た目の為だけに尻尾を切られてきました。どちらの理由も今現在では必要の無い理由になるので、反対する声も大きいです。しかし、この尻尾が短い姿がスタンダード(基準)になってしまっているので、伝統を残す為、ショーに出すためにいまだに断尾は行われているのが現状です。
     
     ペット先進国であるヨーロッパでは“断尾禁止国”が多くあります。日本ではまだ、断尾をすることが禁止にはなっていませんが、徐々に断尾や断耳が積極的に行われないようになって欲しいと思いますね。
     
    ○断尾する犬種
    プードル、ドーベルマン、コーギー、ボクサー、シュナウザー、ミニチュア・ピンシャー、テリア種、スパニエル系、ポインターなど

    プードル仲間?コーデッド・プードル

     スタンダードプードルの被毛をドレッドヘアにした様な見た目の“コーデッド・プードル”は、スタンダードプードルとは全く別の犬種として発展していきました。ドイツ原産であり、独特の網状の毛は、牧羊犬などの使役犬によく見られる被毛です。“厳しい天候から身を守り、水にも強く、外敵からの保護”の役割を果たしていると言われています。
     
    見た目が似ているスタンダードプードルとは別犬種とし、鳥猟犬として活躍していましたが、残念ながら独立した犬種としては認められていません。ドッグフードでは、スタンダードプードルと同じ犬種として扱われている場合もあるそうです。
     
    珍しいコーデッド・プードルは、綺麗な網状のドレッドヘアになるまで手間がかかります。また、シャンプーを行うのに時間がかかり不潔になりがちなので、飼育頭数はとても少ないそうです。

    さいごに

    トイプードルがもっと好きに!

    プードル

     トイ・プードルのあまり知られない歴史やカラーによって違う性格など、意外と知らなかった情報も多かったのではないでしょうか?これからプードルを迎え入れようと思っているご家族も、プードルに関しての知識をしっかりとつけて、トイプーの事をもっと好きになって下さい!
     トイプードルは他犬種と比べて比較的飼育しやすい犬種になり、子供がいる家庭でも、多頭飼いにもしっかり順応してくれる子が多いです。しっかりと特性や、その子その子の性格を飼い主様が把握出来れば、愛犬と飼い主とのより良い関係が築けるはずです。

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