2017/5/10 09:14:42

トイプードルをトリミングで可愛く大変身♪気になるサロン・お手入れ事情を詳しく解説!

    1.トイプードルにはなぜトリミングが必要?

    魅力の1つでもあるモコモコの毛に秘密がありました

    トイプードル

     大切な家族として迎えられることの多い犬種トイプードル。とても活発で頭が良く、しつけもしやすい事から初めてワンちゃんを飼う飼い主様にも飼いやすく家庭犬に向いています。また、その愛くるしいお顔と触り心地の良いモコモコの体が魅力的な犬種です!しかし、人気の高いトイプードルには定期的なお手入れやシャンプー・カットの“トリミング”が必要なのをご存知でしたか?
     
     犬には「シングルコート」と「ダブルコート」と言われる2種類の被毛が存在します。犬種によって異なりますが基本ダブルコートのワンちゃんはカットがいらず、トイプードルのようなシングルコートは、毛が抜けにくい変わりに毛が伸び続け、定期的なカットが必要になるのです。
     
    ★コート(被毛)の違いと主な犬種
    <シングルコート>
    〇毛が抜けにくい、毛が伸び続けるためカットが必要
    “トイプードル”、ビションフリーゼ、シーズー・マルチーズetc…
     
    <ダブルコート>
    〇換毛期には大量な毛(アンダーコート)が抜ける、定期的なカットは必要ない
    柴犬、ボーダーコリー、ゴールデンレトリバー、ポメラニアンetc…

    カットも必要、でも何よりお手入れが大事

    トイプードル

     毛が伸び続けるトイプードルは、長い期間トリミングを行わずに放置をしてしまうと被毛が伸びまくりボサボサになってしまいます。せっかくの可愛いお顔も隠れてしまいますし、毛玉ができ、衛生的にも良くないです。そのため定期的なカット(トリミング)が必要なのです。そして、同時に大事になってくるのがシャンプーや耳掃除、爪切り、肛門腺絞り等のお手入れです。
     
     各お手入れを行う事によって、病気の予防やケガの早期発見につながります。耳掃除であれば、トイプードルなどの垂れ耳に多い外耳炎・内耳炎を予防する事ができ、さらに耳から出る気になる臭いの改善にもなります。トリミングも大事なお手入れの1つですが、なにより定期的な耳掃除等のお手入れが重要なのです。そのため、トイプードルはお手入れを含めたトリミングが必要だと言われています。

    2.お家カットはダメ!?トリミングサロンのメリット

    サロンに出すのは面倒、お家カットは何がいけないの?

    ハサミ

     毛が伸びカットが必要になってきた時、特になんらこだわりが無いのであればお家でのカットでも問題はありません。しかし、お家でのカットを行うのはそれなりの“トリミング技術と道具、それをを揃えるお金と手間が必要”になります。さらに、軽い気持ちでハサミを持ってしまうと大切な愛犬をケガさせてしまう事態も起こりかねません。出来る限り、トリミングサロンや動物病院でプロのトリマーさんにお願いするのが好ましいです。
     
     トリミングサロンでトリミングをお願いするメリットとしては、トリミングの施術でシャンプーやカットだけではなく、『爪切り、耳掃除、肛門腺絞り、足裏バリカン』などの各お手入れも同時に行ってくれる事です。また、近年ではトリミングサロンが併設している動物病院や、ペットホテルを同時に行っているサロンも増えてきています。
     
     トリミングサロンでは様々なサービスを行っており、動物病院併設のサロンサービスの一例として一緒に糞便検査や尿検査、獣医師による診察を行ってくれる病院サロンもございます。そしてなにより、プロのトリマーさんによるカットになりますので飼い主様の注文通りに可愛く仕上げる事が出来ます。デメリットとしては費用がかかる事ですが、愛犬が綺麗に可愛くなるのは飼い主様にとってもとても嬉しい事ですよね!サロンではお手入れをしてくれるだけでなく他にも様々なサービスを行っているのです。 

    トリミングサロンの魅力

     全てのトリミングサロン、動物病院併設サロンが行っている訳ではありませんが、今現在様々なサービスを実施している店舗が数多くございます。そのサービスの一部をご紹介いたします。
     
    ◎爪切りや肛門腺絞りのお手入れを同時に行ってくれる
    “マイクロバブルバス”やハーブパックが行える
    ◎行き、帰りの送迎を行っている   
    薬浴、薬用シャンプーを行ってくれる
    ◎飼い主様の注文に沿ったカットが出来る 
    ◎毛を染めたり、デザインカットにチャレンジ出来る
    ◎同時にペットホテルを併設し、宿泊中トリミングで割引サービスを行っている など

    3.トリミングの頻度とサロンの相場

    どのくらいの頻度でサロンに行った方が良いの?

    トイプードル

     サロンに行って毛をカットしてもらう頻度は個体差や前回のカット状況によって変わってはきますが基本的には“1~2ヶ月に1回”くらいが目安になります。しかし、トリミングと同時に行ってもらう各お手入れは、1~2ヶ月の1回の頻度では足りないのです。個体差もありますが、耳が汚れやすいトイプードルの場合には“1週間に1回は耳掃除を行った方が好ましい”ですし、爪切りや肛門腺絞りも1ヶ月に1回は行いたいお手入れです。
     

     <カット以上に頻度が多いお手入れはどうしたらいいのか?>
     一番は飼い主様自身でしっかりとやり方を学び、愛犬に実践する事がお金もかからずオススメです。
    小さい頃からしっかりとお手入れに対し馴致を行い、嫌な事でも我慢が出来るような子になれば将来成犬になってからとてもしつけがしやすい子になりますし、定期的なお手入れはスキンシップにもなり、ケガやしこり、異変への早期発見にもなるのです。トイプードルに対しての服従訓練やしつけの基本について詳しく書いている記事です。ご参考程度に一緒にご覧いただけたらと思います。
    ◎オスワリ、マテなど教える前に…服従訓練の基礎について
     
     2ヶ月に1回はサロンにお願いしてカットを行ってもらい、その他のシャンプーや耳掃除は飼い主様自身で行っている方もいらっしゃいます。ただ、どうしても出来ないお手入れはもちろんあります。その際には、シャンプーコース、爪切りのみや耳掃除のみをサロンや病院でお願いしましょう。

    気になる!トリミングサロンの相場

    お金

     トイプードルは、他の犬種と違い少しお金がかかるワンちゃんです。それは、トリミングサロンでカットをお願いした場合、シャンプーのみより少しお高めの料金が必要だからです。
     

    それでは、サロンでカットをお願いした場合、どれくらいの料金がかかるのでしょうか?人の美容院と同じで、お値段はサロンによってどこも違いますが大体、、、
    “5,000円~10,000円くらいが相場!”
    だと思われます。もちろんそれ以上に安いサロンもありますし、豪華なオプションがついている高いトリミングサロンもあります。
    2頭目割匹や、送迎を無料で行っているサロン、お気に入りのトリマーさんがいるサロンや飼い主様がお気に入りのサロンを探してみてください。

    4.意外と奥が深いグルーミング・トリミング

    グルーミングとトリミングの違いって?

     ここから少しトリミングの起源や歴史について書きます。よく耳にするグルーミングという言葉、トイプードルを飼っている飼い主様であれば一度は聞いたことのある言葉ですよね。一般的には、シャンプーや耳掃除、爪切りなどのお手入れの事を“グルーミング”、カットをすることを“トリミング”と呼びます。
     
    ただ、グルーミングという言葉は、英語の“GROOM-グルーム”からきている言葉であり、お手入れの総称をグルーミングと呼ぶのです。なので、カットもグルーミングに含み、海外ではトリマーと同じ意味でペットのお手入れやカットを行う人をグルーマーという言い方をしたりします。
     
    まとめるとグルーミングとトリミングには大きな違いは無く「トリマー=グルーマー」という事になりますね!ただ、サロンによっては使い分けて呼んでいる場合もあります。

    グルーミングのはじまり

    プードル

     先ほどご紹介したグルーミングは、GROOM‐グルーム‐という言葉からきており、元々は「馬をお手入れする」という意味があります。そこから、人がワンちゃんやネコちゃんをお手入れし、綺麗に美しくすることをグルーミングと呼ぶようになりました。
     

     使役犬として人と共に生きてきた犬たちがグルーミングをされ始めたのが、“愛玩犬が生まれた頃”だと言われています。愛玩犬とはその名前の通りに、可愛がられるために作られた家庭犬になります。トイプードルやシーズー、チワワやパピヨンもこの愛玩犬のグループに入ります。家庭で生活を共にする上で、毛をとかしたり、体を拭いてあげたりと、犬のお世話をする事が増えてきたと考えられています。
     

    そして、グルーミングがファッションの一部として盛んに行われるようになったのが17~18世紀頃のフランスと言われています。その中でも王侯貴族たちに人気が高かったのがプードルなのです。昔の出来事なので諸説はございますが、昔からプードルは皆に愛される犬種だったのですね!

    狩猟用のクリップからオシャレなカット誕生まで

     グルーミングが主流になった時代には既に小さいサイズのトイ・プードルが存在し、その扱いやすさと見た目の華やかさから、多くの貴婦人に愛されていました。そこで、貴族たちは自分の愛犬たちをより美しくするためにクリップ(カット)を行い、香水をかけ、豪華な首輪を身に着け歩いていたそうです。
     

     ご存知の方も多いですがプードルは元大型犬種であり鴨をターゲットにした狩猟犬なのです。猟師が撃ち落とした獲物を、水をはじく独特の毛質と得意な泳ぎで獲物を取ってくる・回収してくる仕事をしていました。そして、当時のグルーミングは、鴨猟師を招き狩猟犬に施すような狩りの実用性を重視したクリップばかりでした。それが後にご紹介もするショークリップ“コンチネンタル・クリップ”です。
     

     プードルをクリップする事が流行り、グルーマーたちは各々で店舗を構えるようになりました。そこから次第に、ワンちゃんたちをより魅力的で可愛く、個性的なカットを考案していき、今現在多くのカットスタイルが存在するようになりました。ちなみに当時流行っていたクリップは“ライオン・クリップ”と呼ばれるものでした。

    5.ショー・クリップとペット・クリップってなに?

    プードルのクリップには“ショー・クリップ”“ペット・クリップ”がありその名前の通り、ペットショーなどに出るプードルはショークリップが施され、一般のお家で飼われている家庭犬のスタイルをペットクリップと言います。

    ●ショー・クリップ

    プードル
    photo by SheltieBoy

     日本やアメリカ、イギリスで行われる犬種の基準(スタンダード)が競われる“ドッグショー”では、MIXの犬種が増える今現在、各犬種の形や歴史をしっかりと残していこうという意味合いで開催をされております。オス・メス・年齢別に開催され規定に決められたサイズや性格、毛色や見た目である事が審査基準になります。
     

    その中でプードルの見た目は、狩猟犬の歴史から“コンチネンタル・クリップ”または、“イングリッシュ・サドル・クリップ”が好ましいと言われております。
     
    『プードル独特の高貴さと、優雅さを備え、造形された美しさ持つもの』
     

    として高い人気を集めております。ただ、ショークリップを行うには特別な技術がいるのと、ここまで毛を綺麗に伸ばすために“毎日丁寧な被毛のケア、ラッピング”が必要となりますので、一般の家庭犬として飼われているプードルにはオススメ出来ないカットになります。

    ●ペット・クリップ

    プードル

     ペットクリップは、家庭犬としてより一般的で扱いやすく、お手入れがしやすいカットになります。 そのスッキリとしたクリップは、伝統的なショークリップよりも親しみやすく、家庭犬のカットとして浸透していきました。有名な“ラム・クリップ”“ダッチ・クリップ”など様々なカットが生まれました。
     

    そして、日本でもプードルの主流となっているカットスタイル“テディベアカット”“モヒカンカット”などバリエーション豊かなカットスタイルがどんどんと登場していきました。今も昔も変わらずオシャレの一環としてプードルを可愛くカットすることがプードル好きの楽しみでもあるのです。

     
     

    6.一部カットスタイルを詳しくご紹介!

    その前に、少しだけバリカン用語のご説明

    足バリ

    <足裏バリカン>
    パッド(足の裏)の毛を綺麗にバリカンで刈ります。フローリングでも滑りにくく、普段のお手入れとしても身近です。
     
    <腹バリ・腹部のクリッピング>
    お腹の毛をスッキリバリカンで刈ります。男の子の場合おしっこが毛になるべく付かないように広範囲でお腹の毛をスッキリでお願いさせる飼い主様が多いです。
     
     

    <鳥足>
    足先をバリカンで刈る事です。トイプードルには逆剃りを行い鳥の足のようにツルツルにするのですが、飼い主様の希望や犬種によっては並剃りの時もあります。
     
    <肛門周りバリカン・カット>
    肛門の周りをうんちが付かないようにバリカン・カットを行います。

    意外と可愛いラム・クリップ

    プードル
    photo by friend48

     羊のような見た目で、お顔にバリカンをいれるのが特徴な『ラム・クリップ』は歴史のあるポピュラーなペットクリップになります。
     
    お顔の他にも足先にバリカンをいれる鳥足と、尻尾の付け根をバリカンで刈り先をポンポンにするのも印象的ですね。日本ではあまり多くみかけないカットですが、涙やけが目立ちやすい白のプードルちゃんやマズルが長いプードルちゃんにオススメですよ!
     
    また、足先にバリカンをいれてスベスベになるので、足も汚れにくく拭きやすいです。そのため、テディベアカットでもサロンに鳥足をお願いする飼い主さんもいます。

    トイプードルならこれ!テディベアカット☆

    プードル

     やっぱりトイプードルと言えばこの『テディベアカット』ですよね!まるで小さいクマのような全体的に丸を意識して作られたカットは、レッドやアプリコット、ブラウンといった茶色いカラーのトイプードルちゃんに抜群に似合います!他のホワイト、ブラック、シルバーのトイプーちゃんにも似合う汎用性の高いカットです。
     
    ふわふわの体とお顔でも、ストップ(目と目の間)の部分もハサミで切ってしまうので、クリクリの可愛い目が隠れることなく顔はスッキリとした顔立ちになります。
     
    そして、このテディベアカットを基に、耳を長めに切ったり短めに切ったり、マズル輪郭を変えてカットしたりと様々なアレンジが加えられています。

     
     
     

    インパクト抜群!アフロカット♪

    プードル

     とっても目立って可愛い『アフロカット』は、頭も耳も顔も全部含めて真ん丸に仕上げるカットになります。トイプードルと毛質が似ているビションフリーゼが行うビションカットとほぼ同じです!人間のアフロヘアーのようで面白くて主張は激しめ、男の子にオススメカットになります♪
     
    控えめな小さめアフロから、大きいアフロまで作る事が出来ますが、大きいアフロを綺麗に維持させるには意外と大変なのです。毎日ブラッシングを行い、毛玉を作らないようにするのはもちろん、クセがついてしまった時は毎度コームなどでとかしてあげる必要があります。そして、大きなアフロは汚れがつきやすく、お散歩中の臭いかぎ中や落ち葉が多い時期なんかはいっぱい葉っぱをひっつけてきます!可愛い反面お手入れに手間がかかるカットです。

     

    色々チャレンジしてみよう!

    人間と一緒でプードルの中でも毛量が少ない子や多い子、被毛があまり巻いてない子やクルクルの巻き毛の子など個体差があります。その中で、似合うカット、あまり似合わないカットはあると思います。しかし、現在では種類豊富なカットスタイルが多くあるので、自分の愛犬に合ったカットスタイルをぜひ発見してみて下さい!

     

    7.やっかいな毛玉!ブラッシングの重要性とは?

    恐ろしい毛玉料金

    プードル

     トイプードルを飼うにあたって毎日のブラッシングは欠かせないものです。ですがついついサボってしまったり、嫌がったりブラッシングしにくいわきの下や後肢の内股なんかは毛玉が出来てしまう事があります。毛玉がついた状態でサロンにシャンプーやトリミングをお願いした場合、“毛玉料金”というものが発生する場合があります。
     

    毛玉料金とは、毛玉を除去(ほぐしてとかす)する追加料金です。
     
    そして、毛玉料金はサロンによって大きく異なり一律500円の場合もあれば、毛玉が多く長く時間がかかってしまった場合には2000円ほどする場合もあります。仮にカット料金が5000円で安く済んだ場合でも、毛玉料金で2000円かかってしまうと7000円と大きく金額が跳ね上がってしまいます。
    追加料金にビックリしないためにも詳しい毛玉料金については、1度サロンに確認してみた方が良さそうですね!

     

    毛玉は良い事が1つも無い!

     毛玉があることでワンちゃんにとって、飼い主様にとって良い事が全くありません。良い事どころか、毛玉があることで起こりうる悪い事がたくさんあるのです。
     
    <トリミングサロンで毛玉料金を請求されてしまう>
    →毛玉はとても頑固で、とかすのにとても時間がかかります。1日に何匹ものワンちゃんをカットしなければいけないトリマーさんにとってとても大変な事なのです。
     
    <せっかくの可愛いカットが出来なくなる>
    →大きくてほぐすのも難しいと判断された毛玉は切るしかありません。被毛を綺麗に伸ばしていきたくても毛玉のせいで全身バリカンでカットなんて事も少なくありません。
     
    <毛玉は病気の原因にもなります>
    →毛玉があることで通気性が悪くなり皮膚はとっても蒸れます。蒸れは皮膚をかぶれさせ、痒みが出てそこから掻き壊しひどくなっていく場合もあるのです。
     
    <毛玉をほぐすのに痛みが生じる>
    →私たちでも、からまった髪の毛をブラシで思いっきりとかすと痛いですよね。トイプードルたちも毛玉をとかすのは皮膚が引っ張られて痛く、とても辛い思いをしています。そこから、ブラッシング嫌い、サロン嫌いになる悪循環となってしまいます。
     
    <ストレスが溜まる>
    →毛玉があることによって愛犬も嫌な思いをしますし、普段のブラッシングを嫌がられてしまったら飼い主さんもブラッシングをするのが億劫になってしまいますよね。

     

    8.ブラッシングが大好きに、毛玉知らずのトイプーになろう!

    小さい頃から慣らす事が大事

    プードル

     トイプードルはとても賢く、人にも従順な犬種になります。社会化期でもある子犬の頃からしっかりとブラッシングに対して馴致を行えば、成犬になってもブラッシングを嫌がる子にはなりません。
     
    また、ブラッシングがどうしても好きになれなくても「この時間を我慢すればご褒美なんだ」と学習し大人しく我慢が出来る子になります。成犬になってからは全くしつけ・馴致が出来ないという事はありません。成犬になってからでも、少しでもブラッシングのストレスが軽減出来るように根気よく馴致を行いましょう。
     
     馴致の例を簡単に説明しますと、まず“スリッカーブラシをワンちゃんの体に少し当てて褒める”を繰り返します。最初は訳がわからず何に褒められているのかわからないトイプーも段々と、「スリッカーを当てられているから褒められているぞ!」と学習します。そして、スリッカーを当てる時間を長くしていき、段々とブラッシングをしていきましょう。しつけや馴致は、褒める事を忘れない事と根気が大切です。また、1つのやり方に固着しすぎずその子その子に合ったしつけ方法を探して実践してあげましょう!

     

    正しいブラッシング方法で本来あるべくモコモコ姿に!

    スリッカー

     誤ったブラッシング方法だと、力が入り過ぎてしまいスリッカー負けをさせてしまったり、毛が強く引っ張られて痛い思いをさせてしまったりします。きちんとしたお手入れ方法を学び実践してあげましょう。
     
    毛をとかすとき、毛玉をほぐすときは“スリッカーブラシ”を使用します。スリッカーブラシにはソフトとハードがあり、たくさんついているピンの硬さが違います。ソフトは柔らかく、ハードはソフトよりも尖っており硬いです。また、ピンの先に丸い球体が付いているスリッカーブラシなどがありますが、一般的なステンレス製のスリッカーブラシをオススメします。

     

    <ブラッシング方法>

    1.力が入らないように持ち手を3本指で持ちます。とかす場所によっては鉛筆を持つように持ったりし、力が入らないように持ちましょう。
     
    2.スリッカーブラシを持っていない手の方で皮膚をおさえ、皮膚が引っ張られないようにし、優しくブラッシングをしていきます。
     
    3.内股や耳裏、飛節(かかと)はスリッカー負けを起こしやすいので注意が必要です。
     
    4.もつれが見つかった場合にも無理に引っ張らずに、根元を持ってあげながら少しずつとかしていきましょう。
     
    5.最後にコームで毛玉の確認が無いか、しっかりコームが通るか確認します。ひかかった場合も無理にコームでとかさずに、スリッカーブラシに持ち替えてやさしくブラッシングしていきます。

     
    スリッカーブラシをワンちゃんに当てる前に、自分の腕などにスリッカーブラシ当ててみて“力加減を把握しておきましょう”。犬の皮膚は人間の皮膚に比べてとても薄く弱いです。スリッカーブラシでも出血するケガは十分あり得るので、力加減と扱いには十分に注意をしておきましょう!

     

    ‐さいごに‐

     今回トイプードルのトリミングやお手入れ、サロンや歴史など長々とご説明をしてきました。そして、トイプードルは他の犬種と比べてお金も手間もかかると言うのが改めてわかりましたね!それでも、トリミングの歴史からたどると昔から愛され続けてきた犬種と言うのもわかります。
     
    お手入れをしっかり行ってあげて、トリミングをファッションの一環として楽しめるようになれば、さらに楽しいプードルライフが築けそうですね♪

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