2017/5/10 09:19:42

トイプードルとの生活ってどんなの?

    1.気になる寿命について

    トイプードルってどのくらい生きるの?

    犬は大型犬の方が短命で、小型犬の方が長生きする傾向にあります。それゆえトイプードルは小型犬で特有の病気も少ないことから比較的長生きする犬種だと言われています。トイプードルの平均寿命は12~15歳だそうですが、最近は医療やフードが良いものになっているおかげで平均寿命は14~17歳まで伸びているのではないかとも言われています。
    犬の飼い主であれば「長生きしてほしいけど寝たきりとかではなく、いつまでも健康に生きてもらいたい!」と一度は思うはずですが、具体的に何をすればいいのか分かりませんよね?ではどのような点に注意すれば健康に生きられるのかを見ていきましょう。

    フードに気を配る
    毎日、口にするドッグフードは健康に長生きしてもらう上でとても大切なものとなります。今のフードは昔のものに比べ、ずいぶんと品質の良いものになりました。しかし種類がありすぎてどれにすればいいか迷ってしまいますよね。「値段が高ければ高いほど良いものなんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、そうとは限りません。値段で決めるのではなく、ドッグフードの原料や愛犬の好みに合わせて選びましょう!また「トイプードル専用ドッグフード」と書かれたものを見かけたことはありませんか?他のものと何が違うのかというと、このフードはトイプードルの特性に配慮し作られているのです。例えばトイプードルの可愛いクリクリの毛を綺麗に維持させる為に必要な栄養素をいれていたり、飼い主さんが頭を悩ませる涙やけが少しでも軽減するように作られています。気になったドッグフードがあればペットショップで試供品をもらい試してみましょう。

    ストレスをかけない
    長生きしてもらうにはやはりストレスをかけないことが1番です。しかし、部屋の温度、運動量、お留守番などストレスの元となるものは身近にたくさん溢れています。なのでストレスをまったくかけないということは不可能ですが、少し気を配ることで愛犬にかかるストレスを減らすことはできます。例えば夏はクーラーを使って涼しく、冬は暖房を付けてあげたり服を着せたりして暖かくしてあげるだけでも負担を減らすことができます。毎日散歩に20分ほど行ってあげればストレス発散もできるでしょう。
    また別のストレス発散法としてドッグマッサージやアロマを使うことが挙げられます。ドッグマッサージはストレス解消だけでなく犬に触れることで体の異変に気付くことができ、病気や怪我の早期発見に繋がる一石二鳥のものなんです。できるだけ愛犬にストレスなく生活してもらうため工夫してみましょう!

    2.トイプードルを襲う恐ろしい病気について

    膝蓋骨脱臼(パテラ)

    簡単に説明すると膝のお皿が正しい位置から外れてしまっている状態のことです。プードルの足の構造上もともと脱臼しやすく50%の確率で膝蓋骨脱臼になってしまうとか。しかもこれを一度発症するとクセになって何度も再発する可能性があります。肥満の子はより脱臼しやすくなるそうなので気をつけましょう。片足をあげて歩いていたり、膝から下が内側や外側に曲がっていたらこの病気を疑った方がいいでしょう。

    副腎皮質昨日亢進症(クッシング症候群)

    副腎と呼ばれる部分からホルモンが異常に出てしまい、多飲多尿やお腹がふくれる、左右対称の脱毛などの症状が起こる病気です。一般的には老犬がなりやすいと言われています。
    「そもそも副腎ってなに?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。副腎とは体にとって大切なホルモンを出している臓器なのです。体にとって大切なホルモンとはコルチゾール、アルドステロンと言う2つで、このうちのコルチゾールが異常分泌されることでこの病気が引き起こされます。ちなみにコルチゾールはエネルギーを作ったり、炎症を抑えたり、肝臓で糖を作るのを手伝ったりと色々なことをしています。老犬になり最近よく水を飲むなぁとかご飯を食べているのに痩せててお腹だけぽっこりしてるなどの症状がみられたら、すぐに動物病院へ行きましょう。

    涙やけ

    トイプードルの飼い主なら多くの方が悩んでいる涙やけは「流涙症」が主な原因です。流涙症とは何かというと、結膜炎や角膜炎などにより涙の量が増えたり、涙が流れる管が詰まったりする病気です。それによって大量の涙が垂れ流しになり目の周りが汚れて「涙やけ」ができてしまうのです。
    薄茶色い涙やけがあることで、せっかくの可愛い顔が台無しになってしまいますよね。特に白い毛の子はとても目立ちます。「なんとかしたい!」と思っている方は多いと思いますが、残念ながら今のところ一発で涙やけを綺麗にする方法はありません。ですが、毎日こまめに涙やけを拭き、目の周りを清潔に保つことで目立たなくすることはできます。トイプードルの場合は伸びた毛が目に入り涙が分泌されていることもあるので、目に触れている部分の毛はカットしてあげましょう。

    てんかん

    てんかんとは脳の神経細胞が暴れだし、自分自身で体をコントロールできない状況になってしまうことです。てんかんの発作としては急に体が硬直し泡を吹いてバタッと倒れる、体を震わせて意識を失う、失禁をするなどがあります。発作はだいたい30秒以内でおさまり、発作が終わるとケロっとしていて普段と変わらない様子に戻ります。発作を見つけた時はパニックにならず落ち着いて、ひとまず犬の発作がおさまるまで静かに待ちましょう。しかし硬直が長い時間続いている場合は命の危険があるかもしれないので、注意してください。
    てんかん発作の引き金となる要因は「ストレス」「肝臓や腎臓の病気」「天候」「遺伝」など様々です。原因を特定するためにもどんな時に発作が起こるのか観察し獣医さんに伝えましょう。

    外耳炎

    外耳炎とは、音が通る道である外耳道が炎症を起こしている状態のことです。原因としては溜まった耳垢に細菌が繁殖し炎症が起きることで外耳炎になります。特に垂れてて毛のあるトイプードルの耳は換気がしにくく、中が湿りやすいため細菌が繁殖しやすい状況であるといえます。
    頭をしきりに振っていたり、耳から異常な臭いがしたり、耳を地面にこすりつけたりするなどの行動を見かけたら…それは外耳炎かもしれないので動物病院へ連れていき元凶である細菌を倒しましょう!
    外耳炎は慢性化したり、再発する恐れが非常に高いので日頃から耳掃除や耳毛を抜いてあげ常に清潔に保ちましょう。

    進行性網膜委縮症

    この病気は網膜が徐々に萎縮し多くの犬が最終的には失明してしまうという恐ろしいものです。それに遺伝疾患ということで予防法がないというのも怖いポイントです。
    初期の段階では暗い場所で目が見えにくくなり、夕方や夜の散歩時に物にぶつかったり、溝に落ちたりします。進行してくると明るいところでも見えずらくなってしまい、動きが遅い、壁伝いに歩くなどの行動が見られます。
    しかし視力が徐々に低下していくため、犬がそれに順応し飼い主が病気に気付かないという場合もあるようです。そうならないように毎日愛犬の様子を観察し、少しでも異変を感じたら獣医さんに相談してみましょう。ただこの病気に対する確かな治療法はありません。痛みを伴う病気ではなく、時間をかけて進行するため目の見えない環境に慣れるっことができるという部分がせめてもの救いです。
    もしも愛犬が進行性網膜委縮症になったら、できるだけ不安やストレスを感じない生活環境作りをしてあげましょう。愛犬のいる場所にはできるだけ物を置かないようにする、家具などの角ばっている部分にクッション素材のものをつける、散歩の際は人通りの多い場所ではなく静かな場所にするなどの配慮が必要です。

    3.とっても怖い誤飲誤食

    あ、食べちゃだめ!!

    目を離した隙に魚の骨を食べられた、ボールペンのキャップを飲み込んでしまったなど食べてはいけない物を誤って犬が口にしてしまうことを誤飲誤食といい、犬を飼っているどの家庭でも起りうる怖いものです。特に好奇心旺盛な子犬は「なんだろこれ?食べれるかな?カブッ」といったようになんでもかんでも口に入れてしまいます。それでなくても人間の食べ物で「え!これってあげちゃいけなかったんだ…知らずにあげてた」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを防ぐためにはまず身近にある「犬が口にすると危険なもの」にはどんなのがあるかを知っておくことが大切です。それではいくつかご紹介いたします。

    ネギ類
    これは有名で犬を飼っている人ならほぼ知っているのではないでしょうか。ネギ類には玉ねぎ、長ネギ、ニラなどがあります。もしもネギ類を口にしてしまったら、どうなるのかというと貧血を起こしたり、血色素尿症というものを起こす心配があります。注意してほしいのが、ハンバーグやスープなどネギ類が含まれている他の食べ物を口にするのも危険ということです。

    チョコレートなどのカカオ関係
    これも有名ですよね。犬はカカオに敏感に反応し、心臓の血管や中枢神経に影響を与えます。もしもチョコレートを口にしてしまうと下痢や嘔吐を引き起こし、最悪死に至ってしまう可能性もあります。人間にとっては美味しいだけのものでも、犬にとってはとても危険なんですね。

    観葉植物
    お家の中に観葉植物を置いてらっしゃる方はいると思いますが、観葉植物の多くは中毒物質を持っているので食べられないように注意してください。犬の届かない所やいない所に置く、ネットをかけるなどの工夫をしましょう。

    人間の医薬品
    これを食べてしまった時の症状は様々で、目に見えない体の内部で何かが起こっている場合もあります。もしも犬が人間用に処方された薬を飲み込んだら、すぐに動物病院へ行きましょう。痛み止めに含まれる「アセトアミノフェン」は強い中毒を起こすので要注意です。

    キシリトール
    これは少量でも食べてしまうと嘔吐、歩行困難、内出血などの症状を起こし危険な状態になってしまいます。

    ペットシーツ
    これは犬を飼っているお宅には必ずあるものですよね。もしも犬が「暇だからこれで遊んじゃえ!」と噛みちぎって、そのまま飲み込んでしまったら…胃や腸に詰まってしまい嘔吐、元気がなくなる、最悪は死んでしまうこともありえるのです。

    焼き鳥の串、つまようじ
    食欲旺盛な子であれば、美味しそうなお肉を見つけて気にせず串ごとバクッ!なんてこともありえますよね。さらに小さく細いつまようじは犬の口に入りやすく危険です。どちらも先端がとがっているので体内に刺さる恐れがあります。

    [誤飲誤食を防ぐには?]
    とにかく誤飲誤食が起きない環境を作りましょう。犬が口に入れやすそうなものを届く範囲内に置かない、人間の食べているものは極力与えないようにする、拾い食いしないようにしつけるなどの工夫が必要です。
    さらに犬が危険なものをくわえているのに気が付いたら、「あ!ダメーー!」などと声をあげないようにしてください。その声に犬が焦ってくわえているものを飲み込んでしまうのです。まずは落ち着いて犬の好きなものを持って、危険なものと交換してください。無理やり取らないようにしましょうね。

    4.トイプードルとの老後の過ごし方

    老化を見極めるポイント

    小型犬であれば10歳を超えたあたりから老犬と呼ばれるようになりますが「まだうちの子は6歳だから大丈夫」などと油断してしてはいけません。なぜなら老化が始まるタイミングは個人差があるからです。老化が始まれば今までと同じように生活できなくなる上に、体力が落ちて病気になりやすいため以前より愛犬の健康面に気を配らなくてはなりません。
    そのため老化が始まっていることにいち早く気が付きこれまでとは違ったケアをする必要があります。それではこんなサインが見られたら老化が始まってるかもしれないというものをご紹介しますので、確認してみましょう!

    散歩に行きたがらなくなった

    歩いたり、立ちあがったりするのが辛そう

    寝ている時間が長くなった

    反抗的な態度をとるようになった

    好きな食べ物が変わった

    あまり遊んでいる様子をみせなくなった

    怒っていると思いきや、喜んだりと感情の起伏が激しい

    今まではできていたことができない

    呼吸が荒かったり、咳をよくする

    毛が薄くなった

    口臭や歯の汚れが目立つ

    いくつ当てはまりましたか?当てはまる項目が多いほど体の高齢化が進んでしまっている状態なので、いままで以上に愛犬の様子をみてあげましょう。

    犬の介護ってどんなの?

    老犬になると体力が衰え、今まで普通にできていたことができなくなってしまいます。そのため愛犬が快適な老後を過ごせるようサポートする、いわゆる介護をしなくてはいけません。しかし犬の介護って一体どんなものなのでしょうか?あまり想像がつかない方もいらっしゃると思うので、いくつか見ていきましょう。

    トイレの介護
    足の筋力が落ちているために決められた場所でトイレができない、自分で立ってトイレができないなどの問題が出てきます。その場合は少しでも歩きやすい環境作りをしてあげましょう。床にマットをしいてあげたり、滑りにくい加工のフローリングにしたり。また筋力がなくてトイレまでたどり着けないということも考えられるので、トイレの数を増やしてあげるのも1つの手でしょう。
    立ち上がることすら難しい場合は、歩くことを補助するハーネスなどを使いトイレまで連れていきます。そのあと排泄の姿勢を保てるよう支えてあげましょう。最初は体を支えられることに戸惑いトイレをしないことがあるかもしれませんが、慣れてもらうためにも根気強くサポートしてあげてくださいね。

    普通に歩けるにも関わらずトイレを失敗することがあるのですが、それはトイレの場所がわからなくなっているのかもしれません。目が見えにくくなっている、ペットシーツの上ですることを忘れてしまったなど理由は様々だと思います。そんな時は犬の自慢の嗅覚を使ってみましょう。ペットシーツに少しおしっこの臭いを付けて「トイレはここだよ」と教えてあげるのです。もしもトイレを失敗しても決して怒らないでください。ほんとはトイレでしたいと思っているのに体が動かないし、その上大好きな飼い主さんに怒られるのですからストレスが溜まってしまいます。また飼い主の前でトイレする=いけないことと勘違いしてしまうでしょう。

    食事の介護
    老犬になってから全然ごはんをたべなくなったという子の場合…味覚、嗅覚が衰えごはんがおいしく感じられないから食べないということが考えられます。その場合ウェットフードを混ぜたり、お湯をかけてより良い匂いを出したりすると食べてくれるようになることがあります。
    自分で食べられない子の場合…市販の注射器で流動食を流し込んであげたり、犬の口元にごはん皿をもっていく、手から直接あげるなど様々な対応があります。しかし普段はおとなしいけれど、ストレスが溜まって飼い主の手を噛んでしまうというケースもあるようなので注意しましょう。ちなみに流動食ですが市販のものでもいいですし、ドッグフードをすり潰したものに水や犬用ミルクを混ぜて自分で作ることもできます。流動食を与える際は犬の頭を立っている時と同じ角度にし、ゆっくり少しづつ流し込んであげましょう。無理にやってしまうと窒息の恐れがあり大変危険です。

    散歩時のサポート
    散歩は老犬にとっても楽しいものであり、筋力をつけるのにも有効です。家にずっといるより外に出た方が刺激もあるし、良い気分転換になるはずなので散歩にはできるだけ行くようにしてあげましょう。まったく歩けない子は抱っこしたり、カートに乗せたりするといいですよ。ただし散歩に行く際注意してほしいポイントがあります。まず老犬になると体温調節がうまくできないため、暑さと寒さに弱くなります。なので犬に負担にならない気温の時間帯を選び散歩に行きましょう。そして散歩中は常に愛犬の様子を観察し、足を引きずったり痛がったりしてないか、呼吸は荒くないかを確認します。散歩を嫌がって歩かない場合は無理に歩かせる必要はありませんが、筋力をつけるためにも歩くのを促してみましょう。

    寝たきり、床ずれへの対応
    寝たきりになってしまった場合は、関節が固まらないように無理のない範囲で体を動かしましょう。軽くマッサージしてあげるだけでも全然違います。足をマッサージしたり、立てるように補助してあげることで寝たきりの状態からもう一度立てるようになるかもしれません。

    寝たきりになってしまったら注意してほしい床ずれ。これは犬の体と床が長時間接していることで、圧迫され血流が悪くなり皮膚や筋肉が死んでしまうというものです。だいたい2~3時間置きにに犬の体の向きを変えてあげ、動かすことで予防できます。
    床ずれは肩、ひじ、かかとなどの筋肉が薄くて骨が床に触れやすい部分にできやすいです。そこにタオルを巻いたり、パッドをつけて保護してあげるといいでしょう。

    老犬ホームを使ってみよう

    やはり介護というのは人間も犬もストレスが溜まりますし、精神的にくるものがあります。飼い主であれば愛犬の最期は看取りたいと思うはずですが、介護の辛さから手放してしまう方がいらっしゃるのも事実です。そんな時、ペット関連の資格を持った介護士が老犬の介護をしてくれる老犬ホームというものを利用してみるといいでしょう。まだまだ認知度が低いものですが全国にいくつかあり、スタッフが24時間常駐しているところも。介護に疲れてしまった、留守にしている間だけ預かってほしい、この介護方法は合っているのか不安だから相談にのってほしいなど自分の用途に合わせて使うことができます。また預かってもらえる期間も様々で、1日だけの短期から1年もの長期間預かってくれるところまであります。さらには最期、亡くなるまで介護をしてくれるところもあるようです。
    愛犬の介護について1人で悩まずに老犬介護のプロを頼ってみてください。最期の瞬間まで愛犬といい関係でいるために…。

    5.まとめ

    犬は人間よりも短い時間でしか生きられない。だからこそ愛犬には健康で楽しい毎日を過ごしてもらいたいと思いますよね。そのためには子犬のころから老犬になるまで犬の年齢に合わせた健康管理を行い、毎日の食事や散歩などの面から愛犬の健康をサポートしましょう!
    犬は痛くても、異常を感じていても喋って伝えることができません。しかし行動やしぐさから飼い主にSOSのサインを出し訴えているのでそれに素早く気付いてあげましょう。誰だって愛犬の苦しんでいる姿は見たくないはず。病気を早期発見し少しでも長く健康に暮らしてもらいましょう。

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