2016/6/6 15:18:40

超小型!ティーカッププードル、タイニープードルの飼い方について

    1.手乗りサイズ!?ティーカッププードルとタイニープードル

    ティーカッププードルとタイニープードルの違いは

     小さいものほど可愛らしいという印象を受ける我々日本人。もちろん、利便性を求めて物品のコンパクト化をはかる事もありますが、動物に関しては可愛らしさを徹底追求します。
    ペット社会と言われる現代では、チワワやトイプードル、ミニチュアダックスフンドなど小型犬が人気犬種として常に上位に君臨しております。

    中でもトップクラスの人気を誇るトイプードルですが、更に小型化をはかった結果、このティーカッププードルとタイニープードルが生まれました。
    トイプードルよりも更に一回り小さいタイニープードル。それよりも更に小さいタイプがティーカッププードルです。

    タイニープードルのサイズは体重は2~3kg。体高は25㎝。
    ティーカッププードルのサイズは体重2kg以下。体高は25㎝以下とされております。

    こうしてみると、トイプードルよりもかなり小さい犬種である事が伺えますね。

    かなりの希少価値だから?びっくりするお値段!

     タイニープードルとティーカッププードルは繁殖する事が大変難しいとされている為、かなりの希少価値な存在です。
    トイプードルよりもはるかに高い金額設定で取引されている事が多く、タイニープードルで30万~45万円。ティーカッププードルで40万~70万円という値段です。

    なぜ高価格で取引されているかというと、理由はいくつかあります。

    超小型である為、トイプードルの仔犬よりも何倍もの手間、金額がかかる

    トイプードルの中でも、身体の小さいトイプードルの両親で繁殖させる為、身体に負担をかけさせない為にも一頭の繁殖する頻度が少ない

    生まれたとしてもタイニープードル、ティーカッププードルの規定よりも大きい子である事が多く、難しい

    また、このように高価格に設定しておく事で、安易に購入できないようにしているという理由もあります。誰にでも手の届く価格ですと、可愛いからという安易な気持ちで購入する方が増えてしまい、結果飼育困難な為途中で飼育放棄してしまう人が出てきてしまうからです。

    価格が高いという事は、購入に至るまでに考える時間が長くなります。よく考えて購入するようにしましょう。

    2.これだけはわかってほしい!

    タイニーなのに?ティーカップなのに?トイプードル?

     タイニープードルとティーカッププードルは、実は犬種ではありません。実際血統書ではトイプードルと書かれている為、購入してから驚かれる方も少なくはないでしょう。

    JKC(日本ケンネルクラブ)では、タイニーとティーカップは犬種として認めておらず、今後も犬種として公認する事はないと公言しております。

    あくまでも【トイプードル】であり、タイニープードルとティーカッププードルは【サイズ】としての呼称として覚えておいてください。

    photo by ajburnett9

    必ずこのサイズとは限らない

     冒頭に、タイニープードルとティーカッププードルの平均的サイズを記載しましたが、必ずしもそのサイズ通りに成長するとは断言出来ません。
    両親が小さいからといって生まれた子もすべてが超小型になるとは限らず、成長するにつれてトイプードル同等とサイズになる事があります。

    ペットショップなどでティーカッププードル、タイニープードルと謳っていても、仔犬の時点で本当にそのサイズ通りに成長するかどうか見極める事は素人では相当困難です。
    どうしてもそのサイズ通りのプードルが欲しいのであれば、極小専門で繁殖しているブリーダー、あるいは信頼できるブリーダーから直接購入するようにしましょう。

    3.飼う上で気を付けて欲しい事!

    絶対にやってはいけない!

     どうしてもタイニープードル、ティーカッププードルが欲しいという思いが強いあまり、家族として迎えた仔犬にわざと食事量を少なくして成長を遅くしようとする方が中にはいます。

    仔犬は食べる事、寝る事を仕事とします。そのうちの一つを取り上げてしまっては、身体に悪影響を及ぼす事は間違いありません。

    無理やり小型化させようとする行為は、虐待行為にあたります。例えその子が大きくなろうと、大事な家族の一員です。見た目ばかりにとらわれず、すくすく健康に育つように飼い主さんはしっかりと世話をするようにしましょう。

    photo by noel de leon

    短命であり、病気になりやすいって本当?

     タイニープードルやティーカッププードルは、短命であり病気になりやすいとされておりますが、実際はどうなのでしょうか?
    平均寿命は実際はトイプードルとあまり変わりません。ですが、身体が小さい為、どうしても病気や怪我になりやすい為、死亡リスクが高い事は否めません。

    ちょっとした段差でも脚を骨折したり、低血糖症で命を落としてしまったり。

    特に気をつけなければならない病気は、この【低血糖症】です。体内に必要な糖が充分でないと、コロっと命を落としてしまう恐ろしい病気です。朝方など起きた直後ふらふらしている事が多ければ低血糖症を起こしている証拠ですので注意しましょう。

    予防としてはしっかりとごはんを食べさせる事、食が細い子にはうまく工夫して与えなければなりません。最近ではサプリメントも販売されております。もしも症状を起こしてしまった場合は、安静にさせ、砂糖水やコンデンスミルクを舐めさせてあげましょう。
    落ち着いてからごはんをあげ、念のため病院へ連れていく事をおすすめします。

    骨折も低血糖症も飼い主さん自身が気を付けていれば未然に防ぐ事が出来ます。どれも飼い主さんが気を付けて接していればまったく問題はないでしょう。

    こういう人には向いていない

     トイプードルと比べて非常に飼育が大変です。上記の通り病気や怪我をしやすい為、家には常に誰かがいるような環境でないと難しいでしょう。特に仔犬のうちは低血糖症になりやすい為、何かあった時にすぐ行動が出来るようにしておく必要があります。

    トイプードルと比べて何かあった時に状態が一気に悪化しやすいので、近くに動物病院があるという事、家族の理解があるという事、これらの条件を満たしてからの購入をお勧め致します。

    何時間も留守であることが多い一人暮らしの方、また、初めて犬を飼うという方にもお勧め出来ません。
    そういった方には、トイプードルサイズが良いです。
    サイズがタイニープードルとティーカッププードルと比べて少し大きいというだけで、身体も頑丈、非常に飼いやすいといえるでしょう!

    photo by ajburnett9