2016/5/30 19:18:58

基本中の基本!オスワリやマテなどの服従訓練をしてみよう

    1.まずは服従訓練の事について理解しよう

    服従訓練=しつけではない

     服従訓練をしたからといって、すべての問題行動が起きないというわけではありません。服従訓練の本質は、犬に対して特定の指示(刺激)を与える事で、自発的にそれに呼応して動作を取るという条件付けのもと発揮するものです。
     人間社会の為に必要なマナーなどを教えているわけではないので、しつけとこの服従訓練まったくの別物と考えておいてください。
     
     しかし、飼い主さんの指示(コマンド)の出し方によっては問題行動をコントロールする事が出来ます。
     例えば必要でない時にトイプードルが吠えてしまった時に、オスワリをさせたりフセをさせる事で落ち着かせ、吠える行為を抑制させる事が出来るでしょう。
     
     以上の事から、服従訓練は一般家庭においても必要不可欠なものです。
    photo by Yasuhiko Ito

    服従訓練する上で大切な事

     訓練において大事な事は以下の3つです。


    トイプードルにとっても人にとっても楽しいものにする

     

     

    指示(コマンド)を出す時の言葉はすべて統一させる(オスワリなど)

     

     

    賞罰のタイミングは必ず瞬時に

     これらを徹底して守る事でスムーズに訓練を行う事が出来るのです。また、服従訓練を行う際、言葉だけでなく手でサインを出しながら教えると更にスムーズに学習していきます。
     例えばですが、オスワリの指示を出す時、言葉と併用して人差し指一本出す身振りをしてあげましょう。飼い主さんの声を聞き、眼で見て覚えやすくなるのです。

    2.実際に服従訓練をしてみる

    オスワリ

     訓練の共通点として、まずアイコンタクトをした状態にして意識を飼い主さんに集中させておきましょう。片手にはモチベーターとなるおやつかおもちゃを用意しておきます。
     
    1、おやつをトイプードルの目線より上の方でちらつかせます。そのままトイプードルの頭上の方まで移動させると、トイプードルはそのおやつに興味を抱いているので上を見ようとして顔をあげます。
    2、すると、重心がお尻にいくため、自然と腰も下ろすのでそのタイミングで「オスワリ」という声をかけましょう。
    3、座ったタイミングでおやつを与え、よく褒めましょう!オスワリは訓練の基本ですので、じっくりと教えてあげます。

     
    photo by jtlondon

    フセ

     1、アイコンタクトで集中させてから、トイプードルを座らせた状態にしましょう。
    2、おやつをトイプードルの鼻先に持っていき、おやつに意識がいくようにします。
    3、そのままおやつを持った手を地面に持っていくと、トイプードルはその手からおやつを取ろうとするので顔が自然と地面に行きます。
    4、この時絶対におやつをとられないようにしましょう。おやつが取れなくて焦らされたトイプードルはフセをしますので、そのタイミングで「フセ」という声をかけましょう。
    5、上手にできたところで褒めておやつをあげます!

     
    photo by jtlondon

    ツケ

     ツケを教える際は、オスワリも併用して教えるようにしましょう。少し難しいかもしれませんが、ツケが出来るようになれば、散歩の時の引っ張り癖がなくなるのでぜひともマスターしましょう。
     
    1、リードはあえてつけないで訓練をします。ツケの訓練に使用するモチベーターは、なるべくおやつよりもおもちゃで訓練を行うとより効果的です。
    2、「ツケ」と言って、前進しながらおもちゃを左側の腰元で揺らします。
    3、するとおもちゃにつられたトイプードルがおもちゃに誘導されるようにしてついてきますので、好きなタイミングで一度止まってみましょう。
    4、立ち止まったと同時におもちゃをトイプードルの顔に近づけながら「オスワリ」のコマンドを出します。
    5、トイプードルがオスワリをしたらよく褒め、そのままおもちゃで遊んであげましょう。(この時一人で遊ばせないよう、一緒に遊んであげる事が大事です)

     
    photo by Jeffrey Beall

    マテ

     1、まずは座って待つという事を覚えさせます。「ツケ」を行っている状態で一度座らせます
    2、その時同時に「マテ」の声かけをしましょう
    3、トイプードルを座らせた状態のまま飼い主さんは一歩、二歩と進みます
    4、トイプードルがつられて動きそうになったら「オスワリ」の指示を出します。この時、トイプードルが歩きださないよう機先を制する必要があります
    5、トイプードルが座ったまま動かないでいられるようになったら、対面で向かい合いましょう
    6、再度強く「マテ」という指示を出し、トイプードルの周りを一周します
    7、大人しく待てたらよく褒めましょう!
     
     マテは、飼い主さんが一瞬も目を離さないようにしなければなりません。特に6の時、トイプードルの周りをまわっている時、気になってトイプードルが動こうとするので、必ず動き出す前に制しましょう。
     

     
    photo by ajburnett9

    3.曖昧な対応は服従訓練を逆に壊す

     基本的に一度はっきりと指示を出した時は、曖昧に終わらせてはいけません。一度指示を出したら、責任を持ってその言葉通りの動作を行うようにさせましょう。
     
     曖昧な結果で報酬や罰を与えてしまうと、トイプードルにとってなにが正しいのかどうかわからず、服従訓練の意味を成しません。
     いざその行動を求める場面に遭遇した時、指示を出しても言う通りに動くかどうか確証を持てないからです。
     そういった事を防ぐ為にも、訓練中は常にトイプードルに意識を向けるようにしましょう。