2017/7/24 16:15:57

【一人暮らしでも犬は飼える?】注意すべきポイントとオススメの購入方法について



    一人暮らしで犬を飼う不安

     昔から動物や犬が大好きで、「飼ってみたいな」と思っている方も多いのではないでしょうか。
    しかしそんな時に懸念材料となるのが、“一人暮らしである”ということ。誰かと一緒に暮らしていれば、自分が家を留守にする時もその間に家族が面倒を見ていてくれるので安心ですが、一人暮らしだとそうはいきません。
    では、一人暮らしだと犬を飼うことはできないのか。決してそんなことはありません。一人暮らしでも犬を飼っている方は、実は結構いるのです。
    今回は、一人暮らしで犬を飼うということについてまとめました。

    それではここで、実際に一人暮らしでペットを飼っている方の声と共に、一人暮らしでペットを飼うメリット・デメリットそれぞれについてご紹介します。

    1.一人暮らしで犬を飼っている方の声~メリット編~

    ・一人暮らしの寂しさがなくなる
    一人暮らしの頃は、仕事が終わって帰宅時に誰もいなくて寂しかったです。
    しかし犬を飼ってからは、帰宅すると嬉しそうに出迎えてくれるので、それがとても嬉しいです。


    ・感情を共有できる存在に
    犬はとにかく従順です。私が楽しい気持ちの時は犬も楽しそうにしていますし、私が悲しい時はそっと寄り添ってくれます。“気持ちを分かち合える相手”ができました。


    ・毎日の散歩が自分の行動範囲を広げてくれた
    犬を飼ってから“行動範囲が広がり、外出する頻度も増えました。”
    散歩に行く際に、今まで通ったことのなかった道を歩いてみたところ、新しい発見があることも。
    休日は家にこもりがちでしたが、今では愛犬と一緒に外に出ることが楽しいです。
    “運動不足の解消”にもなりました。


    ・癒してくれる
    一緒にいると、とにかく癒されます。一人でいると感情の起伏も少ないですが、犬を飼ってからは、楽しいことが多く笑顔になることも増えました。


    ・人として成長することができた
    人間に対しても、今までよりも優しく寛大な心でいられるようになった気がします。愛犬への愛情が、私の心を成長させてくれたのだと思います。

    2.一人暮らしで犬を飼っている方の声~デメリット編~

    ・金銭的な負担が増える
    とにかくお金がかかります。
    毎日のペットフード、おやつ、ペットシーツ、おもちゃ等はもちろん、“混合ワクチンや予防接種”、その他必要に応じた医療費が必要になります。
    また、お留守番させている時の“照明やエアコン代”も、一人暮らしの時よりもかかってきます。
    ワンちゃんのためにこれまでより節約が必要になる場合も。


    ・留守番させている犬の為に、家を長時間空けることができない
    家を長時間空けることができなくなりました。仕事中も、家に残してきたペットが気がかりですし、職場の飲み会も早めに切り上げて帰宅するようになりました。旅行にもなかなか行けなくなりましたし、週末の遠方への外出も減ったと思います。


    ・普段のお世話をはじめ、しつけにも労力や時間がかかる
    しつけが大変です。全て一人で教えなければいけないのでとても時間がかかりますし、とにかく根気が必要です。また、エサや散歩等、全てのお世話も一人でおこなわなければいけないので、仕事で疲れ切っている時や時間に追われている時は大変ですね。


    ・犬中心の生活になる為、我慢が必要になる場合も
    それまで自分中心の生活でしたが、犬が来てからは“犬中心の生活”になります。お金の使い道も、時間の使い方も、まずは犬のことを考えて行動するようになりました。


    ・全ての責任を一人で負わなければいけない
    犬が頼りにできるのは自分だけです。その全責任が常に伴ってきます。病気になれば、仕事を休んででも病院に連れていかなければいけないですし、万が一のことも考えておかなくてはいけません。最悪な事態が起こってしまった時には、自分がどれだけ悲しく辛い気持ちになるか、想像もつきません……。

    3.実際に飼うにあたって考慮すること

     一人暮らしで犬を飼うには、それなりの覚悟やデメリットもありますが、それ以上に楽しいことや幸せなことがたくさんあります。
    では、「実際に飼ってみようかな」という気持ちが芽生えた時に考慮するべき点についてご紹介します。

    ◎住居環境は整っていますか?

    犬を飼う為には、『“ペット可物件”』に住まなければいけません。また、飼うことができる犬種や頭数にも制限がある場合が多いです。『ペット不可物件』で隠れて飼う方もまれにいますが、もし見つかってしまった場合は退去勧告を受ける可能性もありますので、絶対にやめましょう。

    ◎犬にかかる費用を捻出できますか?

    犬を飼うには、生体以外にも費用がかかります。ドッグフードやおやつ、トイレシーツ等の消耗品はもちろん、ゲージやリード、フードの受け皿、トイレやおもちゃ等も買い揃える必要があります。


    また、犬を飼う時には『“蓄犬登録”』が義務付けられています。地域によって違いがありますが、狂犬病の予防接種と登録で、“5千円~1万円程度”かかります。
    更には“混合ワクチン”の接種もありますので、こちらも“2万円近く”の費用がかかります。


    これらはあくまでも初期費用。急なケガや病気で病院にかかれば医療費もかかりますし、消耗品費はずっとかかることになります。犬を飼う前に、それらの費用を捻出できるかどうかをよく考えなければいけません。

    ◎犬の為の時間を確保することができますか?

    犬を飼うと、エサやりやトイレの始末はもちろん、しつけや散歩にも時間が必要になってきます。
    子犬の場合は特に“しつけが重要ですので、それ相応の時間を覚悟”しなければいけません。
    また、犬種によっては一日に何キロもの散歩が必要になります。
    それ以外にも、毎日ちゃんと“遊んだりかまってあげたり”しなければ、犬もストレスが溜まってしまいます。それらの時間を確保できるかどうかは、とても重要な事項です。

    ◎何かあった時に頼れる人がいますか?

    長時間や長期間家を留守にしなければいけなくなったり、自分自身が病気にかかってしまうことも、もしかしたらあるかもしれません。そういった時に、“自分の代わりに犬の世話をしてくれる人”が必要になります。

    実家が近ければ実家に預けたり、信頼できる友達にお願いしたり、万が一の時に世話をお願いできる方が近くにいると安心です。もしそれが難しい場合は、“ペットホテル”に預けたり、“ペットシッター”さんにお願いするなど、いざという時の為に方法を考えておきましょう。

    ◎犬の最期の時まで責任を持つことができますか?

    犬の寿命は、平均すると10~13年と言われており、長ければ15年以上の子もいます。高齢になれば“介護”が必要になる場合もあります。その時は、仕事を休んで寄り添ってあげることができますか?

    また、病院にかかる費用も増えてくるかもしれません。その医療費についても考えてあげることができますか?


    犬も命ある生き物です。飽きた・年老いた・病気になった・手に負えなくなった……そのような理由で、捨てたり保健所に連れていくということは決してあってはならないことです。愛犬の最期の時まで、責任と覚悟を持ちお世話をすること。それが、犬を飼う上でもっとも重要なことです。

    4.一人暮らしの方におすすめの購入方法

     

    「一人暮らしだけど、やっぱりワンちゃんと生活したい!」と覚悟を決めたら、「とりあえずペットショップへ行こう」と思う方も多いと思います。
    ペットショップの大きな特徴は、気軽に足を運び、「この子だ!」と思ったらすぐに購入できること。エサやグッズも一緒に購入できるので便利です。

    しかしペットショップは、“良質なお店と、そうでないお店との差が激しい”という現状もあります。劣悪な環境下で飼育されていたり、その犬の身元があやふやだったりと、悪質ブリーダーやセリ市(ペットオークション)からショップに来た可能性もあります。そういった場合は犬の健康状態が悪く、最悪の場合購入後すぐに死亡してしまうなんてことも……。

    もしペットショップで犬を購入するのなら、その子のルーツがはっきりしているショップでの購入をおすすめします。
    また、ワンちゃんを家族に迎え入れるには、他にもさまざまな方法があります。そのいくつかをご紹介します。

    ◎里親制度を利用する

    動物愛護団体や保健所から犬を引き取り、“里親”になるという方法です。条件を満たせば犬を無料で譲り受けることができます。
    これらの施設にいる犬達は、身勝手な飼い主に捨てられたり、悪質ブリーダーやペットショップから持ち込まれたりなど、そのルーツはさまざま。
    その為、“雑種や成犬”であることも多く、中には独特な性格をしていたり、心に傷を負ってしまった子がいることも。

    そしてこの子達は、引き取り手が見つからない場合の多くは、ガス室で殺処分されてしまいます。里親になるということは、そういった子達の命を救うことに繋がります。

    しかしながら施設によっては厳しい譲渡条件があり、里親になることが難しいという問題があります。例えば、とある施設での譲渡条件には、

     ・単身の方はNG
     ・男性の方はNG
     ・固定電話無しの家にお住まいの方はNG
     ・8時間以上家を留守にする方はNG
     ・賃貸物件(ペット可でも)にお住いの方はNG

    一人暮らしだと、里親になるには難しい条件が並んでいます。ただし、必ずしもすべての里親団体に当てはまる条件ではありませんので、興味のある方は一度、里親団体に問い合わせをしたり見学をしたりして、里親条件を満たしているか確認してみましょう。

    ◎ブリーダーから購入する

    犬のスペシャリストである“ブリーダー”から直接購入する方法です。
    豊富な知識や経験がある優れたブリーダーは、良質な子犬を繁殖、飼育しています。
    特に重要視しているのは、犬の健康面についてです。衛生管理が整った環境で、その犬の特性に合わせた飼育をしているので、“感染症等の病気のリスクも少ない”と考えられます。

    また、ペットショップを経由しない為、ショップで購入するよりも“比較的安価”で購入することができます。ブリーダーから直接購入することになるので、ショップのような中間業者で発生する料金がかからない為です。

    ブリーダーから犬を購入する場合、まずは犬舎の見学予約をし、直接ワンちゃんに会いに行ってみましょう。そこで、気に入った子の健康状態や特性等をブリーダーから詳しく聞き、その後の取引をおこなうことになります。

    しかし、中には悪質なブリーダーも存在するので注意が必要です。犬を“商品”としか思っておらず、劣悪な環境下でひたすら妊娠と出産を繰り返させ、使い物にならなくなった犬は処分する…そんな“パピーミル”と呼ばれる業者も存在するのです。
    その為、犬のことを第一に考え、飼い主と犬の幸せを願っている良心的なブリーダーを見極めることがとても大切です。こちらの『ブリーダーナビ』は、優良ブリーダーと愛犬を探している人を繋ぐサイトです。ぜひ参考にしてみて下さいね。

    最後に

    一人暮らしで犬を飼う為には、住居環境や経済力、犬に対しての知識を身につける等の最低条件がありますし、それ相応に労力もかかります。しかしそれらは、自分次第でクリアすることが可能なはず。もしあなたが本当に一人暮らしでも犬を家族に迎え入れたいと思うなら、それらから目を逸らさずに、一つ一つと真摯に向き合って下さい。

    もしそれらをクリアして、ワンちゃんとの生活を始めることができたなら、あなたは最高の幸せを手に入れることができるはず! あなたとあなたの愛犬に、笑顔溢れる幸せな毎日が訪れますよう、お祈りしています。

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